【初心者向け】もう挫折しない!電子工作「再」入門

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オープニング

こんにちは、ボーノです。 今回は、過去に電子工作にトライしたけど、途中で投げ出してしまった、という方のために、もう挫折しない電子工作「再」入門というテーマで話をしたいと思います。
なお今回は、皆さんがどんな事で壁にぶつかったか、という所を把握するために、ウェブスクレイピングという技術を使い、ヤフー知恵袋に投稿されている「電子工作」にまつわる1万件以上の全ての投稿を取得しました。今回の動画は、その投稿を分析してまとめた結果に基づいています。
ここでは、皆さんが挫折してしまった原因を分類分けし、それぞれについて対策を考えてみました。皆さんのモチベーションに少しでも火を付けられれば良いなと思って作成したので、ぜひ最後までご視聴下さい。

本文

タイプ①目的はあるが知識がない

それでは本題に入っていきます。まず1つ目のタイプとして、目的はあるんだけど、知識がない事が原因で挫折してしまった、という方に向けた対策を紹介します。
これはいくつか知恵袋の質問をピックアップしたものですが、カーテンを自動で開ける装置だったり、音楽装置だったり、作りたい物は明確なんですけど、知識がなくて頓挫してしまっている方が多いように見えます。
このタイプ①に該当する方は、作りたいものが明確なのである程度は必要な部品はがイメージできるのですが、それらをどうやって動かせば良いかが分からず、つまづく場合が多いです。そんな時は、最低限の電子工作の知識を得るために、まずこれらの本を読んでみる事をお勧めします。
まずは「電子工作の基本100」です。この本は、少し古い本にはなってしまいますが、電子工作で揃えるべきグッズや、使用頻度の高い電子部品の機能、回路図の読み方など、電子工作で必ず必要となる知識がとても良くまとめられています。初心者向けの本は何冊も読みましたが、正直、ここまでまとまった本はないと思います。一つだけネックなのは、使用しているマイコンボードがPICマイコンと呼ばれるもので、少しだけ初心者にはハードルが高いので、7章については参考程度に眺め読みする程度で良いと思います。
そして、基礎を学んだら次はこちらの実践Arduinoで実際に手を動かして、マイコンボードの使い方に慣れていきましょう。こちらをお勧めする一番の理由は、サンプルで作るガジェットが他の本と比べて圧倒的に楽しい、という事です。今までに見た事もない物ばかりで、しかも楽しんで作っている間に一通りのプログラム作りやセンサの使い方などを覚えられるようになっています。電気の世界ではバイブルとも言えるオーム社が出版している本になるので、この辺りの作りはさすがとしか言いようがありません。という事で、目的はあるけど知識がなくて挫折してしまいそうな方は、まずはこの2冊を読んで、各部品の機能や使い方を学んでみてはいかがでしょうか。

タイプ②知識はあるが目的がない

続いて、タイプ②は、ある程度の知識はあるんですけど、目的がなく、モチベーションが下がって挫折してしまった、という場合です。
ここでも知恵袋からいくつかピックアップしてみました。ここで挙げた方達は、電気系の学生だったり、電子工作が好きって言っているので、ある程度の知識はあると思うんですが、作りたいものがなく、目的を失ってしまっているのが分かると思います。この状態が続くと、どうしても気力が起きず、挫折してしまうという事になります。こういう方へは、インスピレーションが湧いてくるイベントやサイトを訪れてみる事をお勧めします。
実際に、私も気力が起きなかった時に好んで訪れたところを紹介すると、まずイベントとしてはなんといってもMaker Faireをお勧めします。これは年に1回開催される、個人でモノづくりをやってる人が集って作品を展示するイベントで、今は日本各地で行われています。
お勧めポイントとしては3つあり、作品のレベルが高い事はもちろん、色んなジャンルの作品が展示されてるので思わぬ発見があったりしますし、なんといっても作った人と気軽に話せる点が魅力です。皆さん、質問すると気軽にノウハウなんかを教えてくれたりするので、モノづくりのヒントを得る事ができます。また、見栄え良く見えている作品も、実際は裏での苦労話なんかを聞けたりするので、勇気をもらう事もできます。自分はいつも、スマホを片手に、何かアイデアが降ってきたらすぐにその場でメモるようにしています。全て回った後は、メモでびっちりになります。
サイトとしてお勧めなのは、GUGENという、日本最大の電子工作コンテストのサイトです。
これはリアルでも年に1回イベントが行われているので、もちろんそっちもお勧めなのですが、サイトには過去の作品も全て掲載されているので、家にいながらにして1000点もの作品を見る事ができます。何を作ったら良いのか分からない、という方はこの2つのイベントやサイトをまずは見てみて下さい。

タイプ③目的も知識もない

最後のタイプ③は、目的も知識もなくて挫折してしまった方です。
このタイプは最も対策が難しいんですが、数としては実は一番多かったりします。知恵袋でもかなりの頻度でこのタイプに当てはまる投稿が見られました。共通して見られるポイントとしては、知識はないんだけど、なんとなく趣味で始めたいとか、興味があるからやってみたい、というところです。目的と知識の両方がない場合、まさに何から初めて良いか分からない状態になりがちなので、どうしてもモチベーションが下がってしまいます。
このような方は、そもそも「電子工作で何ができるのか」というところをイメージできてない場合がほとんどなので、対策としては、まずは実際に手を動かしながら、電子工作を体験してみる、というアプローチをお勧めします。
そういった意味で強くお勧めするのは、こちらのELEGOOというメーカーが出している電子工作入門キットです。
お勧めするポイントはこのように2つあります。
まず1つ目のポイントとしては、電子工作の基本フローである、入力、計算、出力の流れが体験できるようになっている点です。このように、入力の部分に相当するセンサ類や、計算に相当するマイコンボード、出力に相当するモータ等がバランス良く入っています。
2つ目のポイントとしては、一緒についてくるチュートリアルがめちゃくちゃ分かりやすいところです。
それぞれの部品ごとに1つのチャプター構成となっており、例えばサーボモータのチャプターを見ると、概要があって、必要な部品の紹介があり、部品の機能説明、回路図での説明、ブレッドボード図での説明、プログラムの説明、実物写真が載っています。正直、回路図、ブレッドボード図、実物の写真が全て載っているチュートリアルというのは今まで見た事がなくて、最初は感動すら覚えました。実際にやってみた感想としても、やはりこれだけ情報が揃っていると安心感があり、誰でも間違えないように配慮されているなと感じました。このキットであれば、今まで電子工作をやった事がない人にも、強くお勧めできます。
また、タイプ1や3のように、知識が足りないという人が確実に抑えておきたいのは、「分からない時にすぐに聞ける人を見つけておく」、という事です。電子工作に限った話ではないのですが、やはり、今までやった事のない事に挑戦するとなると次から次へと疑問が出てくると思います。そんな時に最も手早いのはネットで情報を探す事なのですが、ネットでは「その業界で既に常識となっている事」については、実はあんまり載っていません。
例えばLEDを点灯させるだけの回路を取っても、「LEDには抵抗を必ず一緒に接続する」とか、「抵抗とLEDの位置は入れ替えても問題ない」等というところは電気の世界では常識なので、もはや誰もそんな事をネットでは説明していません。ただ、やはり初めて回路を触る人にとってはそこですら理解ができず、「なんでいちいち抵抗を付けるの?」等と疑問が湧いてしまって、立ち止まってしまいます。
こうした時に、身近にすぐ聞ける人がいると心強く、モチベーションも保ちやすいです。もし周りに誰もいないよ、という方は、ぜひこのチャンネルを活用して頂けたらと思います。このチャンネルでは、できるだけ最初の入り口からつまづかないような動画作りを心がけていますので、きっとお役に立てると思います。直接のご質問もお待ちしております。という事で、タイプ別に、挫折しないための対策を説明してきました。

ワンポイント

なお最後に、この動画を見た後であなたが今すぐやるべき事をタイプ別にまとめておきます。この動画を見てモチベーションが少しでも上がった方は、そのままのテンションでこれらを実行しましょう。
まずタイプ1の方は、これら2冊の本を買いましょう。電子書籍版の方が、すぐに読み始められるのでお勧めです。
タイプ2の方は、まずはGUGENのサイトを見て、どの年でも良いので応募作品を眺めてみましょう。それぞれの作品にアイデアが詰まっているので、賞を受賞しているかに関わらず、一通り見る事をお勧めします。
タイプ3の方は、今すぐにELEGOOの入門キットを購入しましょう。

まとめ

今回は、過去に挫折した人に向けて、電子工作「再」入門という位置付けで、タイプ事にもう挫折しないための対策を紹介してきました。この動画で、少しでも、また電子工作を始めてみようと思ってもらえたら嬉しいです。今後の動画では、再度電子工作の世界に脚を踏み入れた人たちに向けて、より具体的な話をしていきたいと思うのでそちらも合わせて見てみて下さい。という事で、今日は以上となります。