【基礎編】ブレッドボードの選び方

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オープニング

こんにちは、ボーノです。 今回は、これから電子工作を始める方向けに、ブレッドボードの選び方について説明していきたいと思います。
電子工作をやろう、と思って部品屋さんに行っても、たくさん種類がありすぎてどれを買ったら良いか分からない、という方も多いのではないかと思います。
本日の動画の内容はこのようになっています。ブレッドボードを選ぶ時のポイントを知りたい、という方はぜひ最後までご視聴下さい。

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はい、それでは早速本題に入っていきます。ブレッドボードを選ぶ時のポイントはここで挙げたように主に4つあります。

まず1つ目のポイントはボードの大きさです。
ブレッドボードと一言で言っても大きさには色んな種類があり、このように2000ピン程度ある大型のタイプや、縦長のタイプ、オーソドックスな400ピンタイプのもの等があります。
また世の中には、おもちゃのような感覚で使える超小型タイプや、あらゆる回路に対応可能な、3000ピン以上の超大型タイプもあります。
大きさを選ぶ時のポイントは、組みたい回路規模よりかなり大きめのものを選んでおく、という事です。ピンがたくさんあるので回路もたくさん組めるように見えますが、実際には内部で繋がっているピンがあるので、実は組める回路はそんなに大きくありません。目安としては、組みたい回路の部品数が10個以内であればオーソドックスな400ピンタイプ、それ以上であれば、より大きなブレッドボードの使用を検討する事をお勧めします。なお、ブレッドボードが複数ある場合は、このようにレゴブロックのように組み上げてサイズアップする事もできます。スペースが足りなくなった場合はお試し下さい。

次の選び方のポイントは、電源端子の有無です。
このように、右側のブレッドボードにはVa,Vb,Vc,GNDと書かれた端子が付いています。これは、裏側を見ても分かるように、単に金属の板に端子を付けただけで、ブレッドボードと直接繋がっているわけではないのですが、回路の中で複数の電源が共存する場合にとても重宝します。
例えばこのように安定化電源や電池から3種類の電圧を供給する場合に、電源端子に一度繋げておくとどれが何Vなのかがすぐ分かるので、電源の接続ミスを圧倒的に減らす事ができます。という事で、回路の中で複数の電源が共存する場合は電源端子付きのものを選ぶ事をお勧めします。

次に3つ目のポイントは、信号用のピンの列の数です。
一般的なブレッドボードはこのように1ブロックごとの列が5列になっています。ただ、中にはこちらのように6列あるタイプもあります。
基本的にはどちらを選んでも良いのですが、個人的には6列あるタイプの方が好みです。なぜかというと、例えばICやセンサモジュールをブレッドボードに挿して使う時に、それらの横幅が長い場合があり、そういった時に、5列タイプだと実質挿せるピンが2つしかなかった、、なんていう事も結構あります。6列タイプだと、どんなICやモジュールでも比較的余裕をもって回路が組めるのでお勧めです。例えばこちらは、現在組んでいるモータ制御回路なのですが、このように横幅が結構あるので、内側のピンが3列分、使えなくなっているのが分かると思います。この場合でも、6列タイプであれば余裕を持って配線できています。値段としては少し高めになってしまいますが、多少お小遣いに余裕がある人はできるだけ6ピンタイプを選びましょう。

最後のポイントは、流せる電流量です。
ブレッドボードの内部にはこのような金属ピンが入っており、そこに電流が流れる構成になっています。金属といえどもやはりある程度の抵抗値は持っているため、大きな電流を流すと熱を持ってしまいます。メーカごとに金属ピンの断面積や材質等は異なってきますので、それにより流せる電流量にも違いがあります。
流せる電流量は公表されてない場合も多いのですが、しっかりしたメーカのものだときちんと仕様として記載されています。例えばこちらのボードは最大で3A、こちらのボードは最大で2Aまで、となっています。
流せる電流量以上の電流を流してしまうと、熱を持ってしまってボードが焦げたりする可能性があるので、できるだけ使わないようにしましょう。なお、最大値が記載されていないものは、無限に流しても大丈夫、という意味では決してなくて、保証してないというだけです。こういった場合はたくさん流すのは不安なので、目安として1A以下に留めておいた方が無難だと思います。

以上、ブレッドボードを選ぶ時のポイントについて4つ説明してきました。

ワンポイント

なお、最後に一つだけワンポイントアドバイスをしておきます。
もし、まだ作りたいものが何も決まってなくて、でもとにかくブレッドボードはすぐに欲しい!でも怪しい中国製のものは嫌、という方は、とにかく何も考えずにこちらのサンハヤトのSAD-101を買いましょう。
サンハヤトは実験や教育用途で良く使う工具やアクセサリー類を作っている日本の老舗メーカーで、信頼性は抜群に高いです。
このSAD-101は、サンハヤトから出ている、400ピンタイプの超定番のブレッドボードで、比較的手頃な価格で買う事ができます。使った感覚としても、ピンを差した時のグリップ力が高いので、安心して実験ができます。迷った時は是非こちらを使ってみて下さい。

まとめ

今回は、ブレッドボードでどれを選んだら良いか分からない、という方のために、選ぶ時のポイントを4つ紹介してきました。ブレッドボードが手元にあるだけで創作意欲が湧いてくるので、早く自分に合ったものを選んで、まずは簡単な回路を組んでみてはいかがでしょうか。という事で、今日は以上となります。